恋多き独り言

にわか宝塚ファン兼デレステP。ゲーム大好き。忘れないように書き留めてます。

宙全ツ観劇メモ(自分用)

宙組全国ツアー公演「メランコリックジゴロ/シトラスの風Ⅲ」

11月1日 山形県南陽市 1階2列

 

(自分用メモのためいろんな方向に話が飛んでるし、長いです)

 

今回の観劇で四度目の宝塚観劇でしたが、自分史上最高に近い席でした。前回王家を観劇した時も3列目だったのでかなり近いなぁって思ったけど地方会場ということだけあって銀橋がない分かなり近い…。オフ芝居の声も聞こえてくる。真風ちゃんが動き出したときに骨がポキって鳴ったのも聞こえた気がする。その位近かった。

そしてまだ観劇歴が浅いせいなのかなんなのか「本当に朝夏まなとっていたのか・・・」って不思議な感覚に陥った。いや、これは私がまぁ様の存在を本当に疑っているのではなくて、「目の前にまぁ様がいること」が本当に夢のようでそんな変なことを思ってしまったんですね。

昔何かの番組で(エムステだったかな)ポルノグラフィティの岡野さんが初めてタモリさんを観た時「本当にタモリさんっているんだなぁって思った(要訳)」と言って会場の笑いを誘っていた。すごい印象的なエピソードだから覚えているんだけど、私も岡野さんと一緒だ。

 

メランコリックジゴロ

幕が開けてまぁ様ダニエルが出てきた時まず思ったのが顔ちっちゃ!!!でした。しかもそんな長細い身体にちっちゃいお顔があって恐ろしいスタイル…。そしてかっこいい。「(まぁ様かっこいいんだけぉぉぉぉギャー///)」ってなった。というか芝居・ショーともに常にそんな心境でした。真風ちゃんスタンはリアル男子のようで、え?この人本当に女性なの?って。楽しみにしていたダニエルとスタンの掛け合い。もう最高。二人の芝居が自然で、面白くて、特にカフェで大騒ぎするところが好き。振りで足を上げるナンバーがあるけどもうまぁまかの足の長さが堪能でき過ぎて…♡というかまぁまか凄い良い。まぁみりがあんなにハマってるのも凄いのに、まぁまかもあんなにハマっちゃっていいの?もちろんまかみりも体格差が萌えるんだよなぁ。

まぁ様のダニエルが殺人級にイケメンすぎてもはや怖かった。フェリシアと初対面する場面でフェリシアの名前を思い出せずに「えーっとwwwえーっとww」って思いだす芝居が、自然すぎて、ダニエルじゃなくて素のまぁ様っぽくて笑ってしまった。ダニエルの「ホテル探そうか」で前のめりになりそうになるのはしょうがない、しょうがないんだ…。

真風ちゃんのスタンも自然すぎてなぁ。NOSで苦労したとか言っていた割にはすごい自然すぎて(笑)というか笑いの間の取り方うまくないですか、カレ。真風ちゃんが喋る度に面白すぎた。宝塚でこんなに笑うとは思わなかった。

みりおんのフェリシアは想像以上に可愛くてちゃんとフェリシアしていた。私が生で見たことのあるみりおんの役ってアントワネットとアイーダだけで、どうしてもみりおんに強いイメージがあってフェリシアどうなるのかな?って思ったんだけど、全然心配いらなかった。台詞声がまさに「頼りなさげなかわいい妹」って感じのいじらしい声だった。お父さんと再会したところで綺麗に涙を流すフェリシアちゃんに「おおお……///」ってなった。ダニエルに対してフェリシアは終始お兄ちゃんだと思っているため、恋愛要素は最後の最後しかないのがちょっとまぁみり萌えとしては物足りなさがあるけどね…。でも駅のシーンで、フェリシアを引き留めて「お前が好きだ」って2回言うじゃないですか(確か)。1回目の「お前が好きだ」で会場全体がハッとなったというか、微妙な緊張感が漂ったような気がした。というか私がそう思っただけかもしれない。で、2回目の「お前が好きだ」で「(キャー//////)」って大興奮(笑)

しかしあんなにダニエルのことをお兄ちゃんお兄ちゃんって慕っていたのに実は兄ではないと告白されてすぐダニエルのことを好きになれるものなのかな、、、って思っちゃいますけど。ダニエルもダニエルでいつフェリシアのこと好きになったんだヨ。

そういえばフェリシアが「私すぐに分かったわ。あんまり顔変わってないもの」みたいなことをダニエルに言うところがあるけど、実際にお兄さんとダニエルって似ているのかな。いやでもお兄さんと四歳のころ別れたって言ってるしなぁ、どうなんだろう。

ところでもしノルベール(フェリシアのお父さん)がダニエルとフェリシアの前に現れなかったら、ダニエルはずーっと兄と突き通すつもりだったんだろうか。スタンに「早く打ち明けてしまったほうが良い。月日が経ってからバレる嘘はより人を傷つけるぞ」とか言われそうな…。いやダニエルに的にはスタンがあんな企みを思いつかなければこんなことにはならなかったんだろうけど。

すっしーさんのフォンダリ&愛ちゃんのバロット&うららちゃんの ルシル。オモシロ親子とオモシロ夫婦でした。バロット可愛かったなぁ。おバカでルシル大好きな感じがすごい伝わってきた。喜んで尻に敷かれてる感じ(笑)あのハードボイルドな風貌で「ルシル~♡」って子供みたいでね。そして愛ちゃんのえくぼがその可愛さをさらに引き立てて(笑)愛ちゃんのえくぼは至宝ですわ。ところで愛ちゃんってえくぼとか可愛い声とかちょっと男役としてはコンプレックスに感じているんだろうか。私はそれも愛ちゃんの魅力として好きな要素だけど、愛ちゃん自他ともに認めるヅカヲタらしいから「男役とはこうあるもの!」みたいな意識が高そうなイメージがあるんだよねえ。でも私はそれすら愛ちゃんの魅力だからと声高く叫びたい。

うららちゃんのルシルはこれは王家観た時も思ったけど、うららちゃんは不機嫌な顔がすごい似合うということ(あとどや顔)。そして背が高いって思った…。フォンダリ&バロット親子面白すぎるだろ。「死ねーバロット~」「よくやったバロット~」って個人的にこのすっしーさんの台詞が劇中で一番つぼった。

そして彩花まりちゃんのティーナが思った以上にハマってた。配役観た時ティーナは瀬音リサちゃんのほうが…って思ったけど、しーちゃんのティーナは正解だった。私は初演以外のティーナ(すみかちゃんとゆまちゃん)は見たことがあって、しーちゃんのティーナはどちらのティーナとも違うティーナだった。私がしーちゃんのティーナに感じたのは「夢見る少女」な感じ。すみかちゃんとゆまちゃんのティーナに比べてメルヘンチックさを感じた。なんでだろう。のんびりしたほわほわした感じ。それがとっても可愛かった。ダニエルにキスを迫るけど、ダニエルに顔を押さえつけられるところとか可愛いかった。

もんちのマチウはもう存在が面白すぎる。オールバックにあの眼鏡でおどおどして可愛すぎか。マチウはスタンとの絡みがほとんどだけどマチウとの体格差がすごいのよね。カーニバルの場面では奥さんの花音舞ちゃんとピンクの衣装で登場するんだけどそのピンクがやたらともんちに似合っていたことを覚えてる。

あっきーと瑠風くんの刑事コンビ。まず一つ。あっきーにこの役は物足りなさ過ぎる…!!!!瑠風くんは靴ズレという設定があるけれど、あっきーはほんと普通の刑事でねぇ。役ついてるキャラの中で恐らく一番普通なキャラというか、一番面白みがないキャラというかモブ臭というか。。普通の美形な刑事でした。こんなあっきーの使い方勿体ないよ!!!!

 あと印象に残ったのはアネットを演じた瀬戸花まりちゃん。何が印象に残ったって、ホテルを探してるダニエルとフェリシアに絡むアネットね。「こいつは薄汚いジゴロよ!気をつけなさいよ!(要訳)」ってフェリシアに絡み、ダニエルに「触らないで!!!」って言い放った後流れるようなビンタお見舞いするんだけどSEとピッタリの神タイミングで本当にびんたをしたように見えたw近くに座っていたお客さんも小声で「おぉ」ってちょっと驚いた反応をしていた。

 あとはテニス馬鹿wことユベールを演じた星月梨旺くん。彼女の美形っぷりはかなり目を引きました。私はメラコリではほぼまぁ様ばかりみていたんだけど、それでも星月梨旺くんの美形っぷりにはついつい浮気(笑)星月梨旺くんに関してはメラコリもだけど、ショーでもかなり目を引いた。あとそらも。金髪そらのイケメンぶりにはかなり驚いた。今回ショーのスチルは売り切れていたみりおんのスチル以外全部買ったけど、そらはメラコリの金髪くんのスチルが良かったなぁ。そらってなんか楽しそうに芝居しているんだよね。それがすごい伝わってきて好きだ。

 

(まとめ)

すごい全国ツアーにピッタリなコメディ作品だったと思います。何度も何度も笑いが起きていた。全国ツアー公演のNOSでタカラジェンヌが「お客様の反応が新鮮」とか「意外なところで笑いが起きる」とかわりとよく聞くフレーズだけど、身をもって実感した。フェリシアとお父さんのノルベールが再会してダニエルもいよいよ嘘を突き通すのが難しくなって身を明かすシーンでも笑いがあったような…。「そこで笑うのか…!」って思うところもあったけど、私もお客さんの笑い声につられて何度も何度も笑ってしまった。特に真風ちゃんが客席の笑いを誘っていたような気がする。それくらい真風ちゃんのスタンが客席にウケていた。常に笑いが起きているお蔭で客席がとっても暖かい雰囲気で、とっても居心地よく観劇出来た。つくづく演目がメラコリで良かったと思っている。

 

 

シトラスの風Ⅲ

まず最初に、、、まぁ様と握手してしまった。最初に書いた通り、私はまぁ様が目の前にいることが夢のように思えたのにその夢のようなまぁ様の綺麗な手に触れてしまったのだ。握手したのはほんの一瞬、ほんの0.3秒くらい。でもまぁ様と握手した瞬間手のひらにまぁ様のぬくもりを感じた瞬間自分の中で何かが弾けた。よっぽど嬉しさを爆発させていたのか、隣に座っていたご婦人に「握手できて良かったわねぇ」と声をかけられてしまった。そしてまぁ様おさわりタイムに興奮しすぎてそのあとの黒燕尾が全然覚えていないという失態を犯してしまった。。。。。。えぇ、バカです私。。。。。。。っていうか本当に黒燕尾あったっけ…。

さてさて1場から振り返っていきます。シトラスの風楽しすぎる…。あのオープニングだけ5時間くらい見ていたくなる。幕が開いて前列センター付近に星月梨旺君がいたんですが、メラコリの感想でも述べたように美形っぷりにやられた。舞台全体を見渡したいって思うんだけどどうしても彼女ばかりに目が行ってしまう。センターのオブジェ?が開いてまぁ様があのピンクの衣装で登場。またビジューがたくさんついているのよ。そのビジューにライトが照らされてキラキラしているのよねぇ。そしてまぁ様ピンクが似合う似合う。あの豪華な衣装でシトラスの風を高らかに歌い上げるわけですよ。もう最高ですよね。そしてみりおんのピンクのドレスも可愛いのよ、っていうかみりおんが可愛いのよ。困り眉っぽいのかな。表情が可愛いんだよね。そしてピンクの衣装でまぁみりが並んでいるとすごい落ち着く…。真風ちゃんと愛ちゃんが出てきてみんなで主題歌を歌うけどもうとにかく華やかでね。この華やかさがBlu-rayで観れないなんて勿体ないなぁ。次に夢アモールでまぁまか愛で並んで歌うけど、この男1男2男3の並び好きすぎる。というか私の中でもう鉄板の三人となりつつある。盤石の体制というか。そういえばこの三人はシトラスの風は初参加なんですよね。あとあっきーも。みりおんは2度目ですっしーさんんはまさかの皆勤賞という。

野郎三人が去ると今度は爽やかなステートフェアの場面。みりおんを中心とした娘役さんが出てくるんだけど、とにかく華やか。そして今プログラムで確認して判明した初事実なんですがすっしーさんの役市長なんですね。紳士とかそんな感じだと思っていたら。

このショーで一番好きなのはプロローグですが、二番目に興奮したのはノスタルジアかもしれない。まぁ様の軍服姿が麗しすぎるのよ。麗しすぎてまぁ様が出てきた瞬間身体が硬直したもん。お芝居のほうでまた改めてまぁ様の軍服を堪能できる作品回ってこないかなぁ。

そしてロケット。そら頑張ってたよ!そしてやたらと目を引いたのが瑠風輝くんでした。スタイルがすごかったんだよ。視線がそらと瑠風くんをいったりきたりしてましたwそれにしてもロケットは盛り上がるなぁ。宝塚観たぞって気分になりますね。

ロケットが終わるといよいよ明日へのエナジー。シトラスの風といったらやはりこのシーンですよね。宙組のパワーがすごかったよ。ガムシャラさというか、無我夢中に思いっきり楽しんでいる感じ。綺麗に見せようとはしない。とにかく宙組生のひとつになったエネルギーを発散するだけ、それだけ。こういう集団の一つになったとても大きなパワーに私は弱い。すっしーさんが額に汗をかきながらキラキラした笑顔で歌って踊っていたなぁ。個人的には一番いい顔していたように感じる。すっしーさんって本当に大きな存在だ。そしてあっきーがなんだか泣きそうな微妙な顔で叫ぶように歌っていた姿がとても印象的だった。

そして明日へのエナジーが終わるとまかみりで夢アモールをしっとりと歌い上げると。二人の体格差がすごかったな~。というかあの汗だくな明日へのエナジーの直後に夢アモールを歌う真風ちゃんかなりしんどそうだ。

次の場面でまぁ様と握手をして、次の黒燕尾のシーンはまったく覚えてなくていつのまにかパレードに。パレードが始まるとあぁもう終わっちゃうんだと悲しい気持ちになりますね。

 

(まとめ)

ぶっちゃけショーはプロローグと握手にすべてを持っていかれた感がある。でも二回再演されているだけあって良くできているショーだし、大劇場でもやってほしいなぁ。

そしてHOTEYESが俄然楽しみになってきました。今回は半分の人数だったけど、次は宙組生全員で熱いショーが見れるのかと思うとワクワクしかないです。

 

 

(まとめのまとめ)

今回の全ツがメランコリックジゴロとシトラスの風で本当に良かった。今の宙組の良さが全国の人によく伝わる作品だったと思います。もう終わってしまうのが本当にもったいないなぁ。

来年も宙組の全ツがありますがまた地元か地元の近くに来てほしいなぁ。そしてその時もまたハッピーエンドのお話と素敵なショーでよろしくお願いします…(´ω`*)

 

いつかまぁ様でエキサイターやってくれないかなぁ(小声)