恋多き独り言

にわか宝塚ファン兼デレステP。ゲーム大好き。忘れないように書き留めてます。

NHKBS版はいからさんがと・お・る・♪

一昨日BSプレミアム花組はいからさんが通るの放送ありましたね(^^)深夜の放送だったので眠気を抑えながら一幕だけリアタイ、二幕は昨日視聴!

 

久々にはいからさん観て思ったのが、単純に舞台の出来がいい!だった。

少し前まではれい華への萌え感情が強すぎてどうしても作品を見るときもそういう偏った見方をしていたんだけど、今回は割とフラットな感情で見る事ができたからより一層作品の良さが分かって良かった。

はいからさんこと花村紅緒を演じた華ちゃんのお芝居の求心力が凄まじく、常に物語の中心にいて人々を振り回しているのに主役を食ってしまったり周りの芝居の邪魔をして話の腰を折ることはしない。

ただただ花村紅緒として周りのキャラや客の心を惹きつけて、突き動かして、魅了していた。

芝居に余計なノイズが一切無いので、客はキャラクターに自身を投影しやすく物語に入り込みやすいのだなぁと思った。

 

さらには花組全体のあのビジュアル力!

曲もキャッチーだし、話も分かりやすい。

主役とヒロインの描かれるべき心情の変化もしっかり描かれてそれを目に見える形で客席に届けるれい華のトキメキ発信力?

確かに再演というアドバンテージはあるけど初演と比較して物語に深みが出ているのは一目瞭然。初演は初演でフレッシュな芝居で、少尉と紅緒のキャラクターが初演と再演とでは演じ方が全然違っているのが面白い。

私は宝塚で過去作品の再演が決定した時に初演キャスト派と再演キャスト派がどちらが優れているかでヒリつくのが凄い苦手で。

でもはいからさんに至っては初演と再演どちらもそれぞれ良さがあるので、どちらかを観て楽しめた人はもう片方も見てほしいですね…。そして花組はいからさんが通るの良さを語り合いたいですね。

 

改めて、はいからさんが通るという大作(と言って良いよね)に二度もれい華が携わってくれて嬉しい。宝塚の新たな代表作?になったと思う。

数年後、数十年後また宝塚ではいからさんが通るが上演されることになったら私「あのれい華の伝説の代表作が再演!」と大騒ぎするんだ……。。

 

宝塚のファンは作品そのものを楽しむ心とは別に生徒自身の積み重ねてきた歴史を感じることに感動したり涙したりする。

二度のはいからさんが通るの上演には【れい華】の歴史が詰まっている。

だから私は、はいからさんが通るという作品を一生愛していく。

 

それとは別に。

華優希花村紅緒がすんごく美少女で震える。特に1幕のロングヘア紅緒の美少女っぷりはガチ。