恋多き独り言

にわか宝塚ファン兼デレステP。ゲーム大好き。忘れないように書き留めてます。

スカステ:雪組エリザベート(1996)

初演のエリザベート見ましたよ。

 

やっぱりエリザは面白いな~。そして各々役にハマっていたのがすごかった。懐古厨じゃないけど、初演でこんなに出来あがってしまっているのはすごい。 洗練されてないところもあったけど、そこがまた芝居のアクセントになっていた。

特に高嶺ふぶきさんはあて書きじゃないのか?と思うくらい若くてハンサムな皇帝がハマっていた。
ゆきさん、凄く好きだ。
歌もいいし、顔ちっちゃくて真っ白の軍服がすごく似合ってた。あんなハンサムなフランツならお姑さんのイビリも余裕で耐えられそう。いや、でもあのゾフィー怖いね。迫力満点。フランツ、あの眉毛遺伝子なくて良かったね・・・。

一緒に見ていた母もゆきさんに一目ぼれしてしまったらしく、リアルタイムで見ていたら絶対にゆきさんのファンになっていたと。

そのあと

「「20年遅いけどねー」」

と言いあっていましたが(笑)

 

シシィもあんな美形なトートとフランツに迫られてうらやましいわぁ。

 


一路さん高嶺さんをはじめ、この時代の雪組美形な方多くないですか。
和央さんの黒髪エルマーがすごい美形で釘付けになった。あのビジュアルのまま眼鏡かけて白衣着て欲しい(フェチがバレる)。

 

一路さんのトートの演じ方凄い好きだ。極力感情を表さないのね。
死を擬人化したような存在ではなくて、あくまでも死を概念として捉えて演じてるような感じ?(伝わってる気がしない)
もちろん根底にはシシィへの愛があるんだろうけど人間臭さがないというか。
「死ねばいい」の言い方にゾクゾクした。

まぁ様はどんなふうにトートを作り上げていくのかな。
個人的に一路さんのトートが結構しっくり来たなぁ。

パレードの白い羽すごい(笑)

 

一路さんこの作品が退団公演だったんですよね。

 

トップスターの退団公演で「死」の役ってすごいなぁ。

一路さんが退団後に出した本に、エリザベートで退団することについてこんなことが書かれていました。

真実

真実

 

 

私のサヨナラ公演が『エリザベート』に決まった時多くの人たちが反対した。

 

「タイトルロールじゃないんだよ」

「死神なんて、縁起でもない」

「もう一作のばしたほうがいい」

 

私自身、トート役が男役としてほ最後の舞台を飾るにふさわしいかどうか迷った時期もあった。(中略)内容は素晴らしいし、話題性も高い。この本格的なミュージカルを逃したら次はない、と感じたからだ。

 

 

結果として一路さん主演の日本初上演のエリザベートは大成功したんだからすごい。